清風

5月の連休に故郷に吹く風を清風キヨカゼと名付けて曲を書いたのは、どのくらい前のことだろう?
この曲がご縁で知り合えた仲間も多い。
もうそろそろそんな風が吹く季節だなぁなんて考えてた矢先、スクールの近くに清風セイフウという古民家カフェが出来た。
メニューはドリンクだけなのかな?
常設なのか、期間限定なのか、まだ分からないこと多いけど、何だか嬉しくなった。
そしてお世辞にも賑やかとは言えないこの町にこんなお店があと数件出来たらなと思った。空き家利用の町おこし。
選挙も近い。誰か、お願いします。


清風               作詞作曲 渡辺大地


いくつもの奇跡の果てに
僕らが生まれた町は
山々に囲まれた
小さな小さな町だった
駅前の商店街と
国道沿いのコンビニ
その他には何もない 
何もないと思ってた
影絵のように木々の
輪郭を縁取り沈む太陽が
また登る頃
僕はこの町を旅立つその前に
誓っておきたい事があるんだ
どんなに離れてても
どんなに時が過ぎても
忘れないとこの場所を

僕らは気付いてなかった
いつか海にたどり着く
清らかな流れが伝える
信じる事の強さを
僕らは知らないでいた
この町の山から吹く
風が木々や草や花の
命を繋いでいる事
限られた人たちの中で
守られて生きて来た事
忘れ傷付けた人
きっとまた逢えるその時僕が君の
疲れた体を癒えない心を
そっと吹き抜けていく
清風になるから
忘れないでその日まで 

清風が吹く頃少し大人になって
逢えたらなきっと言える
ありがとうと きっと君に

空の色と風の音

新宿から地下鉄丸ノ内線に揺られて8分。(直通の場合)中野富士見町駅から徒歩4分。 都心とは思えない静かな街にある、ちょっと変わった名前の 小さなミュージックスクールのホームページです。

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