プチリニューアルオープン

コロナ禍の慌ただしくも、なんとなく前向きになれない日々をまさに「こなして」いた

校長代理、渡辺大地です。

毎日一緒に出校していた校長も老犬となり介護が必要となりました。

今でこそほぼ寝たきりで、ある意味穏やかな時間が流れる時もありますが、痴呆がはじまった昨年末あたりはあんなに大人しかった校長が吠えまくる、凶暴になって噛み付く、とてもスクールに同伴できなくなりました。

ピアノが弾けないくらい噛まれた指先が腫れたり、夜中は15分おきに吠えまくって1週間一睡もできないなんてこともありました。

しかし時は流れます。今は横になりかぼそく鳴きながら前足を動かしている校長です。

赤ちゃん返りしたように寂しがり、天使のような顔でこちらも見てきます。

何にしても、コロナ以上に僕の生活はこの校長の介護で変わりました。

朝5時に起きて介護スタート。日中はレッスンの合間、2時間おきに帰宅してオムツを変えたり汚したシーツを洗って干したり、夜は慣れない手つきで売ってはいない介護用のいろんなものを縫い物してハンドメード。10時半には寝ます。

レッスンの仕事は本当にいいです。こんな時も人と話して、笑顔で声が出せます。

レッスンをしながら生徒さんに感謝の日々です。

そんな生徒さんと、未来の生徒さんに少しでも恩返し。そしてコロナ禍でもやもやした経済や自分をスカッと!ストレス発散も兼ねて、スクールをリニューアルしました。

内装はワクチン休暇の時やりました。相変わらず一人で黙々と。

まずは開校からずっとレッスンごとに差し上げていた可愛いペットボトルの常温水をSDGsなスクール目指してウォーターサーバーに変更しました。

ちゃんと常温水もでます。冬場のサービスで人気のあったハーブティーなども常時置くことにしました。

スクールあるあるで、消毒済みマイクを持ってくるのを忘れて靴を履いて取りに行くなんて方も多いのでマイクの位置も変えました。

少しの間、紙コップなどおきますが、生徒さんには是非マイボトルをご持参頂けたらと。

そして新曲レッスンの時など譜面を見て少し座学もしますので、生徒さんの使う椅子もグレードアップ。疲れないものにしました。


そしてそして、こんなピアノで伴奏してもらって歌ったら気持ち良いだろうな〜と想像しながら新しいピアノも導入。

スクールの雰囲気にもぴったりです。


相変わらず皆さんと僕を隔てる透明なカーテンはありますが、1日も早くこれも取れて、本来のスクールの姿が100%戻ることを夢見ています。

オンラインライブなど新しいことも挑戦して、講師としてもミュージシャンとしても、一人の人間としてもさらに成長していけたらと思います。

と言うことで今回はリニューアルのお知らせでした。

空の色と風の音

新宿から地下鉄丸ノ内線に揺られて8分。(直通の場合)中野富士見町駅から徒歩4分。 都心とは思えない静かな街にある、ちょっと変わった名前の 小さなミュージックスクールのホームページです。

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