再開しました。

緊急事態宣言を受けて自粛していた2ヶ月にわたる長い閉校が終わりました。

とはいえまだ町も、人もいつも通りではなく、スクールも1/4ほどの可動です。

移動に電車を使う人、高齢の方と住まわれている人、自粛でバイトがなくなった人

いろんな人がいて、こうなる事はわかっていたけど、、、、悔しいですね。

3周年の発表会フェスも延期になり、お祝いもできず。

けどやっぱり何よりオープンからずっと増え続けてきた生徒さんが一気に

オープン3ヶ月目くらいの人数に戻ってしまったのが悔しい。

もちろん辞めます、という方は今のところ居ないし、様子見の方ばかりなんだけど。

悔しい。

ま、けど、今までが順調すぎたんだと思って

もう一度オープンした頃をリバイバルする気持ちで、こうなったらとことん楽しみます。

スクールに到着して帰るまでぶっ通しでレッスンという日々から

2年前の「デスクに座って町ゆく人をボーッと見る時間」が戻ったと思えば

「タイムマシーン」に乗った気分にもなれます。

そしてこんな時に通ってくれるメンバーに絶対スクールからは感染者を出さない!

そんな決意のもと、ありとあらゆる事をしています。

入口やデスクには消毒スプレーを設置。

レッスン室は土足厳禁。ウィルスを持ち込まないようにします。

マイクは毎回25分かけて消毒します。

生徒さんが退席後はデスクやドアノブなど毎回除菌。

ドリンクサービスもペットボトルに変更。

レッスンデスクを小さめのものに変更。歌うスペースをずらして2メートル以上の距離を。

生徒さんとの前にはビニールカーテン。

2台の空気清浄機に3台の換気扇、2台の扇風機で空気を循環させながら外へ。

レッスン後はさらに換気。

なるべくリラックスしてもらいながらも最大限気をつけて、

なんとか乗り切ろうと思います。

現在のスクールのショットです。



いつ終わるかわからないこの状況を「新しい生活常識」とか「新しい様式」なんて綺麗な言葉で終わらせちゃいけない。

映画館だって居酒屋だって劇場だってひと席づつ空けるのが常識なんておかしい。

人と会うのにフェイスシールドするなんて、横並びなんて、そんな常識、ダメだよ。

どうしてそんな綺麗な言い方にするんだろ。そんなことが常識になったらやっていけないよ。人として。

「必ず元の世界に戻すから今は頑張って!」そう言ってくれる人はいないのかな。

そしたらもっと頑張れる気がする。

何はともかく、今できる事、やってることを「永遠じゃない」と思うことが僕の原動力。

さて、そろそろ再開2日目のスクールを閉めますかね。

空の色と風の音

新宿から地下鉄丸ノ内線に揺られて8分。(直通の場合)中野富士見町駅から徒歩4分。 都心とは思えない静かな街にある、ちょっと変わった名前の 小さなミュージックスクールのホームページです。

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