本当にうれしいこと。

毎日を過ごしていて本当にうれしいことって、皆さんはどのくらいありますか?

それが「うれしいこと」ともとも気付かない、それが「うれしいこと」だと忘れてしまう、

そんなことの積み重ねが日常なんでしょうね。

朝起きて晴れていたとか、電車で席を譲る若者を見たとか、ランチの盛りが人より

少し多かったとか。

けど、そんな忘れがちなうれしいことの中で「わっ!うれしいぞ!」と心に引っかかる

本当にうれしいことってそうそうないんですよね。

昨日、そんな場面に出くわしました。「猛烈にうれしいぞ!」って場面に。

昨日は空風は朝からずっと生徒さんが途切れない1日でした。

朝の11:00のオープンから20:30まで校長も校長代理もずっとレッスン。

少し疲れが出始めた夕方、16時過ぎだったかな。生徒さんと発声練習をしていると

どこからか子供達の歌声が聞こえてくるのです。

むむむ?どこかで聞いたその曲。「ハナミズキ」その時点でも状況が理解できず

声のする方、スクールに面した通りの方を、レッスン室からひょっこり顔を出して見てみると

そこには小学生の女の子(3年生くらいかな)が数名。スクールの前の道路標識の

ポールに手をかけてくるくる回りながら歌ってた。

そうか!小さな歌声はスクールの窓に僕が書いている「季節の歌」の歌詞を見て歌う声だったんだ。

「スクールである前に音楽に溢れた町のリビングでありたい」そんなスクールのテーマに

ピッタリすぎる出来事でした。

何度も書くかもだけど、ミュージックスクールって興味のない人にとって町に不必要で

存在すら認知されないもの。

空風がこの町にあったから町に子供達の歌声が響いたんだよね。

そりゃぁもう猛烈にうれしいわけです。レッスンをしてた生徒さんも感動を共有してくれました。

あんまり嬉しかったので返事を出しました。小さなシンガーさんは気がついてくれるかな。


空の色と風の音

新宿から地下鉄丸ノ内線に揺られて8分。(直通の場合)中野富士見町駅から徒歩4分。 都心とは思えない静かな街にある、ちょっと変わった名前の 小さなミュージックスクールのホームページです。

0コメント

  • 1000 / 1000