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空風フェス2024 無事開催!

2年ぶりとなる「空風フェス」。無事11月30日終了しました。昨年は新しい試みとして年に1回のフェスではなく、2ヶ月に1回の「空風ラウンジ」を開催していたのでフェスはお休みでした。今年は講師一人の小さなスクールとしてはラウンジも定期的に開催、フェスもありで自分で言うのもなんですが、頑張りました。開校して7年、毎年、いや、毎月課題ができて、修正して、トライしての繰り返し。それはさておき、今回もメンバーの皆さんの数々の覚醒を目の当たりにするフェスとなりました。小学3年生から90歳までなんと幅広な生徒さんたち。楽曲も最新のポップスから懐メロ、演歌、ギター弾き語りやウクレレでオリジナル。ピアノ伴奏でのバラードなど、飽きないラインナップで33曲があっという間でした。誰が良かったと書くと色々問題ありなのでw ここでは多くは語らず、当日の映像を壁面一杯に映して大音響で臨場感たっぷりに見る反省会で個別に話していこうと思います。そうなんです。ライブは出演している人間はどう頑張っても自分を見ることはできないから、空風では毎回等身大のサイズの映像にライブハウスに近い音圧で当日の動画を見て反省会をします。ラウンジ同様のみんながみんなを応援するスタイルは空風ならでわ。年齢も性別もジャンルも関係なく、ペンライトを振り、キラキラ指輪をつけて手拍子して、時に笑、時にため息をついて見守る。お店の方も一緒にキラキラ指輪つけてくれました。大きなホールで100人規模での発表会を20年近くやってきたけど、自分のスクールには似合わない。試行錯誤でフェスとラウンジをこれからもメンバーファーストでやってきたい。歌詞を間違える人、思ったように声が出なかった人、思いのほか緊張して自分が出せなかった人、いつもいろんな人がいます。みんながみんな大成功でない時もある。講師一人で全員を満足させることは難しいけど、イベントが終わった時、誰一人嫌な気持ちにならないように、取りこぼさないように、全集中で頑張ろう。今回も映像、画像、MC、アテンド、音響、照明、フード、いろんなサポートをしてくれたスタッフの皆さん、お手伝いの皆さんに感謝。メンバーの皆さん、お疲れ様でした。

ハロウィン2024

渋谷の路上飲みだとか、スクランブル交差点の規制だとか、悪いニュースばかり目立ってきた昨今のハロウィン。でも、我が町のハロウィンはとても暖かくて幸せな気持ちになるイベントです。そして少し疲れますw。毎年恒例、スクールが属する商店街「和田商栄会」と「和田タウン」共同イベント、「仮装してお菓子をもらっちゃおう!」商店の店主が仮装して待ち構える中、それはそれはかわいいお化けたちがやってきます。400組だっけか?この町にこんなに子供がいたんだ!と思うくらい。中にはスクールのことを初めて知る親御さんや、興味があったけどやっと話せたと体験レッスンを予約していかれる方も。子供も商店もwin-winなイベント。今年はお隣のカフェ「B」さんも参戦。隣同士賑やかなのはこれまたいいね。ダブル店長のワタルくんとピーくんはマリオとルイージ。毎年ドラキュラな自分は陰キャなのでw、子供たちはマリオとルイージに大はしゃぎ。お店の告知にもなったと思うし、お誘いしてよかった。怒涛のお子様ラッシュの後、放心状態の二人が面白かった。2つのコースがあって、昨年スクールの装飾が良くて今年も来たかったのにコースが違うから回れなかったと、わざわざ終了後来てくれる親子もいて気合い入れて準備した甲斐がありました。今年は11月10日に2年ぶりにもりもりフェスタ(これまた商店会のお祭り)にも歌のおにいさんとして参戦します。それが終わると一気にクリスマスモード。今年も駆け足ですね。月に何度かライブをして、レッスンの仕事が目一杯あって、毎朝隣のカフェで美味しいコーヒーを飲めて、月に2回ほどの贅沢で美味しいものを食べに行く。両親が来ればそれなりにもてなせるようになって、街を歩けば知り合いに必ず会えて挨拶や立ち話ができる。忙しくてなかなか会えないけど、友達がいて、大切な人がいて。ぎっくり腰は頻繁だし、先日スライサーで指は切ってしまったけど、ちょっと怖いくらい今、幸せです。上を見たらキリがないし、下を見たら底はない。この幸せがどこかの誰かの思惑で、例えば争いや災害で、途切れないことを祈るばかり。スクールは明後日恒例の「空風ラウンジ」来月はいよいよ「空風フェス」イベントはまだまだ続くのだ。

7年目

2018年の今日、静かな町に小さなミュージックスクールがオープンしました。恩師の死、その後のゴタゴタ、母校の閉校。激動の春。前年暮れに駆け込みで物件を探し、手探りで教室づくり。プレオープンを経て5/16に正式に開校したのがついこの間のようです。レッスンの時間より、大きな窓から通りを眺めている時間のほうが長く先は全く見えなかったけど、不思議と不安はなかったなぁ。やっと軌道に乗りかけていた2020年。世界はコロナで一変しました。密室で歌をレッスンするなんてとんでもない!そんな空気が町に漂っていた気がします。考えすぎではなく、カラオケやライブハウス、ボイトレなんてことはもうこの先ずっとできなくなるのでは?と覚悟したことを覚えています。さらに時は流れ、お休みしていた生徒さんがぽつりぽつりと戻り始めた2022年。新しい生徒さんがちらほら通い始めた2023年。そして今年。生徒さんが不安にならないように武士は食わねど高楊枝。どんとかまえて、忙しいふりをしてwいやぁ、よく耐えました。頑張ったね。今日から7年目のスタートです。この先まだまだいろんなことがあるだろうけど、大切な生徒さんと大好きなご近所の皆さんと、応援してくれる仲間と、いつも心に歌を。胸にメロディーを。1日1日大切に、1レッスン1レッスン丁寧に、過ごしていけますように。

背中を押す。

長くこの仕事をしていると不安になる時もある。自分のレッスンはこれで良いのか?スクールの運営は間違っていないか?今日生徒に言った一言は伝わっているのか?自問自答をいちいちしてたら心も体ももたないので知らないうちに保つようになった仕事との距離感。うまく付き合っているんではないかと自分では思ってる。とはいえ隣の芝生は青々としているのだ。恩師の死を最大のチャンスに大きく羽ばたいた仲間の活躍や、こっそり盗まれたsoulで手広く広げたスクール運営してる少年A。自分のライブや生徒の発表会など本当にスマートにこなせる元生徒のトレーナー。忙しい中にも自分の時間を持って夫婦で海外に旅行に行ったり新しいことにチャレンジする同志。みんなの中に自分の正解はないのに、どうしても比べてみたり、羨んでみたり。今月、長年通ったスポーツジムを退会して昨日パーソナルジムに入会した。生徒さんの紹介で、隣街に新店舗を出すというトレーナーさんのところにお世話になることに。体験入学後、即入会した。毎日10キロ走っている。もう4年目だろうか。もちろん雨の日や雪の日、体調が悪い時は除く。ジムには入ったり退会したりを繰り返し中途半端に鍛えている。52年、自分は自分の割れたお腹を見たことがないw。死ぬまでに1度は行きたいギリシャとドイツロマンス街道。そして一度は見たい自分の腹筋。パーソナルジムの全てを知っている訳ではない。だって昨日が初めてだから。けど、初めてでも十分にわかった。一人で取り組むジムとは全然違う。こんなにも意識して、そしてこんなにも頑張れるのはトレーナーのおかげ。「ナイスフォーム!」「あと3回頑張って!」「肩を上げないで」言われるたび、そばで伝えてもらうごとに、体は疲労しているのに心の水底からパワーが湧く。そうしてトレーニングしているうちにあることに気づく。これは普段自分がしてる事とおんなじだ。一人で歌っても、一人で練習しても歌は上手くなるかもしれない。けど、そばで誰かが見続けて、言い続けて、一緒に歌うことって、別物なんだ。特に発声練習の時、一緒に声を出すことで自分の持つ力以上の声を出した生徒を自分は多く知ってる。ジムとボイトレではまた違うか・・・と一瞬思いかけて首を横に振った。どちらもトレーニング。そしてどちらもトレーナー。自分のしてることの意味やある意味正解を自分が生徒になって改めて感じた良い休日だった。

空風ラウンジ VOL.03

大変盛り上がって無事開催できました。2ヶ月に1回の交流会兼、舞台度胸をつける会でもある空風ラウンジ。大きな発表会が「空風フェス」なら、ラウンジは「ミニ発表会」というところかな。試行錯誤をしながらベストな形を模索してます。今回は軽食ビュッフェ付きで開催を1時間早くしました。15名の定員のところ参加は17名。歌唱者は14名。ラウンジの良いところは「歌わなくてもいい」「友達や家族も参加できる」ところ。20人も入れば満席のおしゃれなラウンジを貸し切っての昼からのイベントで「はめまして」の方も歌を通じてすぐに仲良くなります。20代から80代、懐メロからK-POPまでバラエティーに富んだ歌が披露されます。毎回出される「お題」で曲をあれこれ選ぶのも生徒さんにとっては楽しいようです。今回のテーマは講師が誕生日という事もあり「歌のプレゼント」「幸せソング」でした。しかし!!!!!それだけでは終わらないのが空風メンバー。開催と同時にお店の方と結託してw いきなり大音響でハッピーバースデーが流れて大きな大きなケーキの登場。奥の厨房からカウンターを経てステージ前に来たケーキを見てびっくり!ナナナ!そこには大きな自分の演奏写真が!!!!!こんなケーキは人生で初めてです。自分で開催したイベントで自分が祝ってもらうというなんともくすぐったい形で身の置き場に困りながらも、メンバーの皆さんの愛に包まれて自然に笑顔が溢れました。その後はいつも通りその場で歌う順番を抽選して1回戦!美味しいサンドイッチやポテトが登場してしばし休憩後2回戦!その場の雰囲気で頑なに歌わないと言っていた新人メンバーも飛び入りして歌唱者は4人増えました。そして2曲目ともなると皆さん心地よくリラックスされて喋る喋る。歌の前に身の上話や音楽のことなど饒舌です。これは空風フェスの時のMCが楽しみだ。最後に講師が1曲リクエストに答えて歌いました。4時間はあっという間です。次回の開催は1月(もしくは2月)3回目にして定着してきた感じです。余談ですが翌日(今日)のレッスンですれ違った前後のメンバーさんが「昨日はどうも〜」なんて立ち話。ラウンジがなかったら知り合うことのなかった個人レッスンの生徒さんたちの輪がこうして出来ていくのが僕の望みでありラウンジの裏テーマでした。嬉しいなぁ。空の色と風の音では随時メンバー(生徒)を募集してます。まずは気軽に体験レッスンから。

空風ラウンジ vol.02

隔月開催のスクールメンバーの交流の場であり歌を発表する場所でもある空風ラウンジ。9月10日の無事開催できました。参加メンバー15人。昨今の大人の事情で辞退者も出ましたが賑やかな会となりました。前回のようにくじ引きで歌う順番を決めるのは一緒なのですが、今回からは「縛り」「お題」を決めました。「夏歌」というお題から飛び出す楽曲たち。歌謡曲もあればポップスもあり、懐メロも。一つのテーマでこんなにも楽しい歌の会になるなんて。ラウンジならではの途中のおしゃめりタイムも、講師の自分が抜けて休んでいても問題ないくらい、メンバーさん同士が楽しくお話しされていて安心しました。今回は良い意味でサボれました。前回はギターやピアノの生演奏での歌唱もあったのだけど、今回は全員カラオケということで思いの外時間が余ってしまいました。なので、急遽、講師の弾き語りライブを打ち込みました。急遽でしたが、、、手前味噌ですが好評で、夏のうたをエレピでしっとりと歌いました。「真夏の果実」や「小麦色のマーメイド」など普段自分が自分が歌わないカバー曲で生徒さんたちも新鮮だったんだと思います。4時間があっという間に過ぎました。当日スマホをスクールに忘れてしまって、まさかの記録写真が撮れませんでしたが、次回も楽しいイベントにします。次回開催は11月。勝手に「講師のバースデーイベント」にしますw。